今日は、うちのかわいい「ゆきちゃん」の話をしたいと思います。
スコティッシュフォールドのゆきちゃんはどういう経緯でうちに来たのでしょうか?
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二匹目を迎える経緯
ええと、これは他の記事でも書いているのですが、キジトラのななちゃんの猫カビの治療が終わった時点で早めに二匹目を迎えたいなぁと思っていました。
2019年のことです。
ななちゃんは野良猫の子で、生後3週間で保護
猫カビの治療に半年を要しましたが、やっと完治したので、念願だった二匹目を検討し出しました。
やんちゃで噛み癖があったので、猫社会に触れさせたかったのもありますし、私自身が多頭飼いを経験したかったのもありました。
友人が、近くに保護猫カフェがあることを教えてくれて、そのカフェを訪れたのが2019年2月初め。
ななちゃんがやんちゃなので、同じ性格の子だと喧嘩になるかな・・・という懸念もあり、おとなしめの子を探していました。
近所の保護猫カフェを訪れる
20匹近くの子がいる保護猫カフェだったのですが、他の猫たちと触れ合うこともなく、カフェのはしっこで丸くなっていたのがゆきちゃんでした。
あまり干渉しないでほしい・・・そんな声が聞こえてきそうな子でした。
一度訪れて、その中の子たちを見た上で、ゆきちゃんが一番おとなしそうだったので、その後数日通って様子を見て、譲り受けました。
繁殖猫を引退したゆきちゃん
保護猫カフェの方によると、ゆきちゃんはペットショップ用の繁殖猫だったということでした。
当時1歳半で、繁殖猫の引退年齢としてはかなり若いですよね。
カフェの方も、その事情についてははっきりとわからないようだったのですが「奇形の子を産んだりすると引退になるケースがある」という話をされていて、スコティッシュフォールドの折れ耳の子はそういうことも少なくないようで。
(スコティッシュフォールドの折れた耳は、それ自体が奇形なのです。かわいいし人気も高いのですが・・折れ耳×折れ耳の繁殖は海外では禁止されているところもあります)
私は元々雑種しか飼ったことがなかったので、猫の種類には疎かったですし、種類で選んだわけではありません。
出会ったのがたまたまスコティッシュフォールドの折れ耳ちゃんだった・・という感じです。
「この子は一般のご家庭に行くのは初めてです。よろしくお願いします」
ということで、ゆきちゃんが我が家にやってきました。
その経歴を聞いて考えると、ブリーダーさんのところに最初はいたのでしょうね。
動物病院の先生に診てもらった時に「この子はたしかに、出産経験があるようですね」とおっしゃっていたので、繁殖猫として1~2回は出産をしたのかなぁ・・・と予測できました。(1歳半で保護されているので)
その後、繁殖猫としての役目を終えて保護猫カフェへ・・・
2019年の1月後半に保護されてきて、カフェで大勢の猫たちとの生活。
そして、私とご縁があり、2019年2月15日に我が家へ。
最初の性格・印象
ゆきちゃんは、1歳半ながら、たくさんの経験をしてきた猫ちゃんです・・
子猫の頃から一匹飼いで無邪気に育ってきたななちゃんとは全然性格が違いました。
保護猫カフェで見た時のとおり、「あまり干渉してほしくない」という傾向は強めで、甘え慣れていない印象。
猫も人間もたくさん見てきたのでしょうか・・全然怖がりません。
ですが、表情や目の力は弱く、疲れているようでした。
自由に運動ができない時間が長かったせいか、筋力が落ちていました。
めきめきと個性と元気を取り戻す
うちに来てからは食欲が旺盛で、がつがつとたくさん食べて、ななちゃんと走り回ったりしているうちにガッシリしてきて、体重も1キロ増えました。
(2.5キロから3.5キロになりました)
動きも素早くなり、目の力も戻り、表情豊かになりました。
ゆきちゃんが来たことで、ななちゃんの性格も穏やかになり、なんとあんなにキツかった噛み癖もなくなりました。
私も日々傷だらけだったのがゼロになってすごく助かりました。
やっと、飼い猫として安心した生活を・・・
保護猫カフェから引き取って早1年8か月の月日が経ちました。
ゆきちゃんはどんどんと飼い猫らしくなり、自己主張が増え、好きな時に寝て好きな時に食べて元気に暮らしています。
最近やっと、私たちの寝室に入ってきて、布団の横で寝るようになったのです。
これは嬉しかったですね~~~
飼い猫としての生活に、本当になじんできたのだなぁと非常に感慨深かったです。
私のあとをついてきたりもして、信頼関係ができてきているのだなぁと思える行動も増えてきました。
ブリーダー、ペットショップ、保護猫カフェ、とたくさんの経験をしてきたゆきちゃん。
たくさんの人間や猫に出会ってきたことでしょう。
これからは飼い猫として、安心して暮らしてほしいです!
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