猫の体は、柔らかくてしかも長ーい!!
その理由を徹底解明してみました。
うちの猫もあり得ない格好で寝ていたり、
びっくりするくらい「のびーーーーっ」と長くなっていたり
本当によくします。
皆さんの猫ちゃんたちもきっとそうですよね。
猫がこんなに柔らかいのはなぜなんでしょう?
同じくペットとして飼われている「犬」はそういう印象がないですよね。
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猫の狩りの習性
犬は長時間にわたり獲物を追いかけまわして狩りをする動物なので、持久力がある動物です。
猫は、獲物の捕り方が犬とは違います。
瞬発力があり機敏なのですが、持久力がありません。
そのため、物陰に隠れる必要があります。
狭い所に隠れることが必要になってくるのです。
猫は、犬のように散歩が必須ではありません。
もちろん、狭い家の中で飼われることにより、運動不足になることはありますが、基本的には散歩はいりませんよね。
猫は瞬発力を生かして狩りをするため、いつもは体力を温存しています。
よく寝ているのはそのためです。
子猫の時は長時間遊んでいたりしますけどね。
うちもまた生後半年なので、激しく遊んでいます。笑
もっと大人になったら眠るようになるかな。
(と、少し期待しています。今は今でかわいいですけど!)
猫は高い所から落ちても大丈夫
猫の体の柔らかさ・・・
それは高所から落ちた時にも発揮されます。
「にゃんぱらりん」って古いでしょうか。笑
高いところから落ちた時に、体をねじって回転させて着地することができるのです。
高いところから落ちる猫ってなかなか見る機会がないですが、ヒラっと降り立つことができる身体能力、頼もしいですね!
猫が伸びをする理由
猫が伸びる時・・・
寝ていたりまどろんでいたけれど、動き始める時。
私が観察したところ、そういうシチュエーションが多いかと。
今から動くよ~の合図なんでしょうね。
寝ている時って丸~くなっていることもあり、体の運動機能もお休み中。
準備運動のようなもので、そうすることで動きやすくなるのではないかと。
同時にあくびをしていることも多くないですか?
人間でもゆるむとあくびが出ますよね。
体をゆるませるために、意識してあくびを出す、という方法もあるくらいです。
猫も、のびをしながら深呼吸して、これから動くのに最善の状態に持っていっているのでしょう。なんだか頼もしいですよね。
逆に、寝る前にのびをすることもあります。
これも今から寝るにあたり、リラックス状態に入る準備なのでしょう。
猫って、スッと寝てしまいますし、人間のように不眠症なんてなさそう。
猫の体の構造
そして、これだけ伸びるためには、骨の構造や、皮膚の柔らかさも必要になってきます。
猫が柔らかい理由としてよく上げられるのは、骨の数が人間より多いということ。
完全に肉食なので、腸が短いというのも関係しています。
腸が短いと、脊柱が内蔵を支える力もいらないので、より態勢の自由度が上がります。
そう考えると人間の体とはだいぶ構造が違いますね。
そして、柔らかい皮膚!
猫って触るととっても気持ちがいいですよね・・・
もちろん筋肉がしっかりついている箇所もありますが、柔らかい箇所も多いですよね。
おなかの側とか、そこから手足につながっているところが特に柔らかくて、とってもよく伸びますね。
ライオンや豹などの猫科の動物も同じです。
この柔らかい皮膚により、怪我が軽傷ですんだり、早く走るのにも役立っています。
現代社会では、人間の癒し
戦闘にも効果的な、猫の柔らかい皮膚ですが、今やペットとして広く親しまれているので、戦うことは少なくなりましたね。
人間を癒し、元気をくれるのにも猫の愛らしい体は役立っているなぁと思う今日この頃です。
のびーーーっとリラックスしている猫ちゃんを見ていると、見ているこちらも表情がゆるんでしまいますね。
忙しい現代社会を、猫の柔らかさが救っているのかもしれません。笑
と思うとますます感謝です!