猫のかわいいパーツといえば、トップに上がる箇所のひとつが「しっぽ」ではないでしょうか?
長くてまっすぐなしっぽから、ちょっと曲がった鍵しっぽ、うさぎみたいに短いしっぽまで、猫のしっぽは個体差が多く様々!
どれもかわいいですが、飾りじゃないのよしっぽは~~♪
(って歌が古くてすいませんw)
\しっぽのこと知って欲しいにゃ/
しっぽで猫の感情がわかる
しっぽでわかること・・・
それはごきげんがいかがなもんか!ってことです。
真上にピーンと立っているのは、甘えている時
ごはんが食べたいな~おなかすいたな~っていう時は
しっぽをピーンと立ててすり寄ってきませんか?
ゆっくりとゆらゆらと動かしているのは、リラックスしている時
または、何かをじっと見つめているなら、興味を持っているサインの場合も。
しっぽが勢いよくバンバン動いているのは、イライラして怒っている時
強く地面に打ち付けたりするので、わかりやすいです。
私も昔から猫を飼っていて、この光景は何度も見たことがありますね。
自分も子どもだったので、猫の機嫌おかまいなしに触ったりしていたら、
しっぽをバンバンやってましたね。笑
良い思い出です。
しっぽの毛が逆立って、倍ほどの大きさに膨らんでいるのは?
驚いた時や怖いものに出くわした時です。
初めて見たものにそういう反応をすることはありますね。
子猫なら、初めて掃除機を見た時とかありそう。
うちの猫も、何かに驚いた時、しっぽが倍くらいになって、
体も弓なりにして威嚇することがあります。
怖がってる猫からしたら、おもしろいって言ったらだめかもしれませんが、
でも面白い光景で、笑ってしまう、悪い飼い主ですw
しっぽがだらんとしている時は?
何かの失敗でしょんぼりしている時か、もし日常的にだらんとしている場合は体調を崩していることも考えられるので、病院に行きましょう!
\ぼくのしっぽはまっすぐで綺麗にゃ/
しっぽでバランスを取っている
しっぽがごきげんを表すことはわかりました。
では機能的にはどんな役割をしているのでしょうか?
まず大切な役割として、バランスを保つ!ということが挙げられます。
ヒゲもバランスを保つのに大変重要だという話をしましたが、しっぽも同じく大切です。
バランスを崩しそうになった時に、しっぽを振ることで調整することができるのです。
猫はまるでサーカス団のように、細いところを歩いたりもします。
そういった時にしっぽも活躍するのですね。
マーキングにもしっぽ!
自分のにおいをつけて縄張りを確認するために、猫の体にはいくつか「臭線」というものがあります。
しっぽにも臭線があり、例えば人にすり寄っている時は「この人は僕のもの!」ということをにおいをつけて主張しているのです。
行為の理由自体はなんだかかわいいですよね。笑
いわゆるマーキングです。
おしっこをかけて回られるのはちょっと悲しいけど、しっぽを擦りつけられるくらいならまぁOKかなと思う私であります。
\ぼくのにおいつけるにゃ?/
ねこ踏んじゃった症候群
猫のしっぽって本当にかわいらしいですよね・・・
ちょっと引っ張りたくなってしますのですが、
引っ張るのはNG!!
なぜなら、しっぽを引っ張ることで、尾骨神経に影響を与えてしまう場合があるからです。
尾骨神経は、ほかの重要な神経と密接につながっており、しっぽを引っ張ることで、歩行障害、排尿排便障害、その他の下半身の障害が起こることがあり、大変危険です。
家で飼っていると、しっぽを踏んでしまったり、扉で挟んでしまったりということも起こり得ますが、これらも同様な症状を起こすことがあるので、気を付けましょう。
「ねこ踏んじゃった症候群」という名前もついていて、なんだかんだで起こり得る疾患なのでしょうね・・
かわいらしい名前の疾患ですが、症状は重大。
なるべく気を付けて生活したいものです。
しっぽひとつでこんなに語れるなんて、猫ってすばらしいですね。笑
また、色々と調べたいと思います!