猫の耳掃除・・・
今まであまり考えたことがなかったのですが、スコティッシュフォールドのゆきちゃんを飼い出してから気になるワードでした。
だって、ゆきちゃんの耳はスコティッシュフォールド特有の折れ耳で、後ろ足でたまに掻いているのを見ると気になるのです。
今回は、猫の耳掃除についてまとめてみました。
そもそも猫に耳掃除って必要?
結論、ほとんどの猫には必要がないです。
ピンと立った三角耳・・・
大部分の猫の耳は通気性もよく、むれにくいので、そんなに汚れがたまりません。
猫の耳には自浄作用があるので、古い角質や汚れはちゃーんと外に排出されるようなっています。
どちらかというと、掃除を無理にして皮膚を傷つけてしまう方がリスクです(;´∀`)
しかし、最初に述べたとおり、我が家はスコティッシュフォールドの折れ耳。
折れ耳というのは、耳が収縮して小さくなっている上に折れ曲がっているのです。
もちろん、通気性が、立ち耳の猫よりも良くないです。
なんだか蒸れやすそうです。
先日、気になって折れ耳の中がぐいっと見てみました。
めっちゃ嫌そうで、抵抗してましたが・・
そしたらちょっと茶色い耳垢が見えたので、これはふき取ってあげた方がいいかなぁと。
最近、耳をかくようなしぐさもしていましたし。
一般的に、折れ耳の子(主にスコティッシュフォールド)を飼っている場合は、たまに耳掃除をしてあげるのも良いようです。
なんと、毎日猫の耳掃除をしている方もいらっしゃるのですよ。
毎日はしなくてもよいと思いますが、ちょっと意識してあげるとよさそうですね。
かわいいスコちゃんの耳掃除動画↓
猫の耳掃除の方法
慣れていない猫には、綿棒は使わないで
綿棒を使うのはNG。特に、よぐ動く子には使わない方がいいです。
人間の耳掃除には綿棒を使いますが、猫の耳掃除はまたちょっと違います。
綿棒だと皮膚を傷つけやすいですし、汚れを奥に押し込んでしまう場合も。
猫が頭を動かした時に、刺さってしまう恐れもあります。
よほど耳掃除に慣れていておとなしい子であれば大丈夫ですが、耳掃除初心者にはおすすめできません。
Youtubeだと、猫の耳掃除を綿棒でやっている動画が多いのですが、とにかく気を付けてするのがよいと思います(;´∀`)
おすすめの方法はこれ
猫の耳掃除に使うのは、コットンやガーゼ。
指に巻き付けて使います。
専用の洗浄液か、ぬるま湯で湿らせてサッとぬぐうだけで、たいがいの耳垢やよごれは取れます。
耳の中が見えるように軽くひっぱって、見えている部分の汚れだけで大丈夫。
こすらずにそっとふき取りましょう。
猫の耳は奥の方で直角に曲がっているので、鼓膜を傷つけることはないですが、あまり奥の方まで突っ込まないようにしましょう。
猫が不快に思って激しく動き出す前に、短時間で終わらせましょう。
気持ちよさそう~~~で、こちらも微笑んでしまう耳掃除動画↓
猫の耳掃除用の市販シート・洗浄液
ガーゼと水で耳垢の除去はすることができますが、専用の洗浄液や耳掃除用のシートも販売されていますので、ご紹介します.
スーパーキャット (Super Cat) らくらく耳そうじシート プレミアム
30枚入り
ノンアルコール・ノンパラペン
☆Amazonの口コミ
・使い易く、猫の耳なら二匹分裏返せば綺麗に汚れが取れます!
・耳掃除をしてもらうのは気持ちいいようで、ふきふきしてる時はゴロゴロ言ってますが、拭く前は匂いが気になるようで警戒します。
ノルバサン オチック
耳垢除去用の洗浄液です。
コットンに液を含ませてやさしく拭いてあげてください。
・猫の耳ダニの治療で動物病院を訪れた時使われていたものと一緒です。
・コットンにたっぷりつけて、嫌がらない範囲で拭くにとどめています。液をお風呂くらいに温めて使用すると比較的反応がよいです。
・この商品を使ってから老猫の耳の中がとてもきれいになりました。以前はねっとりとした黒っぽい耳垢が奥の方にもあり綿棒ではとれないし 匂いもきつくて困っていました。→口コミ全文はこちらへ
ビルバック (Virbac) ベッツケアイヤークリーナー
耳を清潔に保つための非刺激性のペットにやさしい耳の洗浄液です。
シトラスの香り。
・よく取れます。ただの水で濡らした物でも試しましたがやっぱり違いました。ただし、猫は嫌いな匂いみたいです。毎回クンクンと嗅ぎに来てはウエーッって顔をします。
・扱いやすく、綺麗になります。コスト的にこちらをお勧めします。私は気になりませんが、においがあります。
・この商品に変更してみたところ3回ほどの使用できれいになってきた。アルコールが入っているので乾燥気味の耳には不向きと思われます。→口コミ全文はこちらへ
耳掃除って気持ちいいよねぇ~~~~
オリーブオイルを使うのは大丈夫?
どうやら、猫の耳掃除にオリーブオイルを使う方もいるようです。
注意深く使う分には大丈夫かなぁと思います。
ただ、耳の中に垂れてしまったりするとよくないので、ふき取れるくらいの適量で。
洗浄液がない場合に、オリーブオイルかベビーオイルを推奨しているサイトもありました。
そうそう、アロマオイルは絶対にやめましょうね。
多くの精油は猫にとって禁忌になっています。
☆こちらでも書いています。参考記事
→「猫の好きな香り、嫌いな香り。アロマは安全or危険?症状は?」
猫の耳掃除を美容院でお願いすると料金は?
調べてみたところ、猫のトリミングを行っているサロンでは、耳掃除もしてくれます。
大阪市内で調べたところ、5500円~10000円(トリミング、シャンプー、爪切り、耳掃除セット)
耳掃除単体だと500~600円でした。
オプションで用意されたメニューで、シャンプーなどと組み合わせて注文するお店が多そうです。
\ぼくは必要ないかにゃ?/
耳掃除の頻度は?
さっきも書いたとおり、基本的に健康な立ち耳の猫には耳掃除は必要ありません。
スコティッシュフォールドの折れ耳の子には、定期的に耳の様子を見てあげましょう。
・かゆそうにしている
・茶色~黒ずんだ耳垢がある
といった様子なら耳掃除をしてあげるか、もしひどそうなら病院へ。
定期的にするとしても、1週間~1ヶ月に1回くらいで良さそうです。
耳垢の溜まりやすさは、その猫によって違います。
猫の耳あかはどんな色?どんな状態?
猫の耳垢の色は、茶色っぽい色~黒っぽい色で、少しべたついていることが多いです。
その子によって
・耳垢が全然でない
・耳垢がたまりやすい
・季節によって耳垢が出てくる
といった個体差があります。
飼っている子の特性をよく見てあげましょう。
もし普段より耳垢が多い、変なにおいがする、ということであれば何か異常があるのかもしれないので、病院を受診しましょう。
\耳掃除より・・おなかすいたにゃ/
まとめ
今回は、猫の耳掃除について書いてみました。
猫の耳掃除なんてしたことない!という方も多いと思います。
特に問題がなければしなくても大丈夫なのですが、スコティッシュフォールドの折れ耳であったり、耳垢がたまりやすい性質の子の場合は、耳掃除をしてあげた方がいい場合もあります。
何かご参考になれば幸いです!