飼い猫の喧嘩はなぜ起こる?間に入って止める?どこまでが遊び?

多頭飼いをしているとしばしば目にする、猫同士の喧嘩。
そもそも、これはじゃれ合っているのか喧嘩なのか、はたまた喧嘩は人間が止めてもいいものか・・・
飼い主の悩みは尽きません!
今回はそんな猫の喧嘩についてまとめてみます。

猫 喧嘩 止める やめさせる

猫はなぜ喧嘩をするのか

まずは、猫がなぜ喧嘩をするのかその理由について考えてみました。

縄張り・テリトリー争い

猫は縄張り意識の強い動物です。
野良猫はもちろん、家で飼われている猫にも縄張り意識はあります。
主にオスの方が縄張りについての意識は強く、メスの方がマシですね。

家猫の場合は、縄張りを共有せざるを得ないので、お互いを認め合っている猫の場合はそんなに縄張り争いが激化することはありません。

どちらかが後からやってきた場合は、最初の頃は、先住猫が縄張りを侵される格好になってしまいます。
そんなわけで最初は激しい喧嘩になることもあります。

やり方を間違えなければ徐々に収束していきますが・・・相性が悪い場合、縄張りをずっと主張し合う状態になることも。

特に一匹だけで生活していて家全体が自分だけのテリトリーだったのが、二匹目の猫が自分のテリトリーにいることを認めていく過程が、なかなか時間がかかります。

猫にとって縄張りとは、生きるか死ぬかくらい大事なものなのですねぇ・・・



メス猫の取り合い

これも本能的な部分になりますね。
縄張り意識の強いオス猫同士が、更にパートナーを取り合うという・・・

自然界というのは争いが付き物なのですね。

猫には発情期というものがあり、年に二~三回、主に春や夏に子孫を残すためにパートナーを探します。
去勢をしていない雄猫は、発情期にはぐぐっと縄張りを広げてメス猫を求めます。

メス猫は大きな特徴的な声で鳴きオスを引き寄せます。
そして、オス猫同士がそのメス猫を巡って争うという状態になります。

春や夏のあたたかい時期には発情期特有の猫の声と、オス猫の喧嘩の声がそこここから聞こえてくるのではないでしょうか。
風物詩といえば聞こえはいいですが。

こういった発情期特有の行動は、去勢や避妊の手術をすることである程度なくすことができます。
家猫の場合は手術がオススメです。

\ケンカごっこはおもしろいにゃよ/

猫 かわいい くしゃみ キジトラ 動画

相性が悪いため

多頭飼いの場合、お互いのテリトリーが交差するような形にどうしてもなってしまうので、共有するわけなのですが、相性が悪い猫同士だと喧嘩に発展することも多くなります。

性格の合う合わないは、正直対面させてみないとわからない部分です。
二匹目を飼ってみたけれど、ずっと違う部屋で過ごしている、というケースもあります。

人間でもありますよね・・・
生理的に合わないとか、どうしても好きになれないとか。

人間ならやり過ごせるかもしれませんが、猫はそうもいきません。
毎日顔を突き合わせるたびに「シャー!!!」と威嚇し合う姿を見ることになります・・・

この動画がわかりやすいです。

猫の喧嘩ってどんなもの?

猫の喧嘩、それは、お互いの目をそらさずににらみ合いが続いたあと、「うーーーー!!」「シャーーー!!」という独特の声を出して威嚇します。

威嚇してどちらかが引かない場合は取っ組み合いになり、激しくかみついたり、猫パンチをお見舞いしたりします。

ひどい時には流血騒ぎに・・・

どちらかが反撃しなくなるまで攻防は続きます。

反撃が止まると、勝利した猫は攻撃を止めて去っていきます。
敗北した猫を深追いをすることは基本的にありません。

飼い猫の場合は流血まではいかないと思いますが、本気の喧嘩なら、怪我をすることはあります。

猫の本気の喧嘩動画


うわぁぁぁぁ、取っ組み合い始まります。
本気の喧嘩です。


こちらも本気の喧嘩。


これ、途中おもしろかったので、思わず貼ってしまいましたw
猫が威嚇し合っているのですが、後ろ足だけで立っちゃうのです。
大きく見せようとしているのか・・・ていうか、これだけ立てるのはすごい!



喧嘩なのか遊びなのかの見分け方

家で飼っている猫同士が喧嘩をしている・・・?
いやこれは単なるじゃれ合いなのか!?

と、最初のうちは見分けがつきません。

ケンカごっこの場合もある

子猫のうちから兄弟で育っていると、喧嘩ごっこのような遊びをして育ちます。
狩りの練習をするのですね。

もちろん噛んだり取っ組み合いをしたり追いかけっこをしたり、
やっていることは喧嘩と変わりません。
ただ、激しさは抑え目で、流血したりはしません。

ケンカしてた?と思ったら次の瞬間ペロペロなめ合っていたりするのも、喧嘩じゃない証拠です。うちでもよくあるパターン・・・

この動画のじゃれ合いは結構マイルドに感じます。
もうちょっと激しめの時もあるかも。

喧嘩だともっと声も大きく厳しいですし、動きも鋭く、表情も怒っているのがありありとわかるというか。

こちら、かなり家猫ですが、かなり怒ってます(;´∀`)


まさかの脱糞まで・・・!!これは初めて見た・・・(;´∀`)

猫の上下が入れ替わるかが喧嘩の目安?

また、「猫の上下が入れ替わるか」というのが喧嘩か喧嘩じゃないかの目安だという説もあります。

上下が入れ替わらずいつも同じ猫が上になっているのなら喧嘩の可能性あり。
上下が入れ替わるのでれば遊び。

という見分け方もできます。




猫の喧嘩は止めるべき?

多頭飼いしている猫が喧嘩しているようだ!
という時に、止めた方がいいのだろうか??と考えてしまう飼い主さんは多いと思います。

特に飼い始めってほんとわかりませんよね(;´∀`)

多頭飼いの猫の場合、喧嘩をすることで優劣を付けたり関係性を築いていくので、喧嘩をすることも必要です。
ここで無理やり人間が間に入って、喧嘩を止めてしまうと、関係が出来ていきません。

先住猫と新入り猫の場合、最初はケージを使ったり部屋を隔離したりして、徐々に会わせる時間を長くしていく方法が一番無難な方法です。

最初は先住猫からしたら、縄張りを荒らす奴が入ってきた!としか思いませんので、喧嘩になると少々やっかいです。

本気の喧嘩になるか、ストレスを感じて、どちらかが体調を崩してしまうこともあります。

お互いの存在に少し慣れてからの喧嘩は、様子を見てみましょう。

怪我をしそうな激しい喧嘩であれば、仲裁に入るというよりは、おもちゃやおやつで気をそらすのがオススメです。

一瞬、違うものに注意を引き寄せて、喧嘩のことを忘れさせるのです。
物を落として大きな音を出したりするのも気を引く手段としておすすめ。

大丈夫そうな喧嘩は下手に手を出さずに、見守りましょう。

野良猫との喧嘩は要注意

家の中だけで暮らしている猫なら野良猫と接触することはありませんが、もし外にも出ている猫の場合、野良猫と遭遇して喧嘩に発展することがないとは言えません。

これは非常に危険で、なぜなら野良猫はほとんどが体内になんらかのウイルスを持って生きているのです。

喧嘩をすることで噛まれたり、接触したり、唾液に触ってしまったりして、簡単にウイルスをうつされてしまいます。

ウイルスの種類によっては、重大な病気にかかることもあります。

また、ノミやダニもうつされてしまいます。他にも、疥癬(かいせん)猫カビ・寄生虫など、うつされそうなものはたくさんあります。

外に出る猫は、家の中で飼っている猫よりも平均寿命が2~3歳短いのも、このことが関係してきます。

外に出る猫は、必ずワクチンの接種とノミダニ予防薬をつけておいた方がいいです。

ワクチンには3種混合~7種混合があり、家猫なら3種類でじゅうぶんですが、外に出る猫は7種混合を勧められるかと思います。

しかし、ワクチン接種をしたから必ず病気にならないわけではありません。

人間のインフルエンザ予防注射もそうですよね。
注射をしたから全員がかからないわけではない・・・

猫の予防接種も同じことです。
ワクチン接種はそういう時の保険にはなりますし、免疫もついていきます。
でも必ずとは言えないので、一番は野良猫との接触をしないことです。

さて、そうは言っても、自分の猫が野良猫と喧嘩している場面に遭遇してしまった場合は、全力で止めましょう!
野良猫との喧嘩は絶対によくないです。



喧嘩による傷、目の怪我

喧嘩をしている猫たちを発見したら、そのあとにけがをしていないかを確認しましょう。

痛そうに眼を細めていたり、どこかに傷ができて出血していたりするかもしれません。

猫の身体に傷を見つけたら、水で綺麗に洗って、まずは細菌感染を予防します。

嫌がる場合は洗濯根ネットに入れたり、タオルでくるむと落ち着く子もいます。

洗った後は、ガーゼやタオルで押さえて止血しましょう。
もし止まらない場合は動物病院へ。
腫れや膿がある場合も、同様に病院に行きましょう。

目の場合は、目ヤニや涙が出たり、まぶたが腫れたり、出血して目が赤くなったり、しきりにまばたきをしていたり・・・こういった症状た見られたら、目に怪我をしているかもしれませんので、受診しましょう。

\あたし、ケンカってあまりしたくないにゃ/

猫 喧嘩 止める やめさせる



多頭飼いのケンカ対策

それぞれのプライベートスペースを大事に

猫が複数いる場合、喧嘩になる可能性も出てきますよね。
対策としてできるのは、猫それぞれに自分の安心できるスペースを保つこと。
それぞれお気に入りの場所があると思うので、そこは大切にしてあげましょう。

トイレは個々にできる数を用意する

また、相性の悪い猫同士はトイレの共有でストレスを感じますので、トイレの数は猫の数+1あるのが理想。

仲の良い猫や存在を認め合っている猫同士なら、トイレの共有は容易にできますが、相性が悪いと相手の匂いがガッツリついているトイレはとってもいやなのですねぇ・・・

爪を切っておく

ケンカだけではなく、じゃれ合いの時も、猫の爪が伸びているとお互いを傷つけてしまうことがあります。

爪を定期的に切っておけば、その心配がありませんよね。

怪我をしてしまうと、病院に行く頻度も上がってしまいますので、爪切りはしておくといいと思います。

去勢・避妊手術をする

去勢・避妊手術をすることで、性格が穏やかになる子もいます。

また、発情期特有の喧嘩がなくなります。
発情期にパートナーを求めて、外に行きたがることもなくなりますし・・・

手術は色んな意味でしておく方がいいです。

二匹目を選ぶときはトライアル期間がある団体で

多頭飼いにトライする場合、相性は会わせてみないとわかりません。
飼い主が「この子だったらいけるかな」という考えは、あてにならないと考えた方がよいでしょう。

保護団体から譲渡する場合は、トライアル期間を設けているところも多いので、そういった制度を利用して相性を見極めることができます。

あとあと、相性が悪かったからと返すことはできませんから、こういう制度があるのは良いことだと思います。

\あたしはトライアル期間なかったのにゃ・・/

猫 喧嘩 止める やめさせる

まとめ

猫の喧嘩について書いてみました。
あれ?ケンカなの?遊びなの?というのは最初本当にわかりにくいと思います。

でもずっと見ているとわかってきますよ。傾向が・・・

猫の相性も悩ましいところですが、仲良く暮らしていけると一番いいですね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする