猫に鰹節。
昔から、定番の組み合わせですよね。
猫まんま・・・っていうのもありましたね。
キャットフードがまだ普及していなかったころかな。
ごはんに鰹節を混ぜてあげていました。
「実は、猫に鰹節はあげすぎない方がいい!?」
という情報を聞いて、個人的にはかなり驚いたのですが、皆さんは知っていましたか!?
今回はそのことについて、まとめてみました!
--もくじ--
鰹節のミネラルが泌尿器にダメージ!
たんぱく質、ビタミン、ミネラルといった栄養がギュッと凝縮された鰹節。
猫に影響を与えるのが「ミネラル」です。
ミネラルの中には、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、リンといった栄養素が含まれますが、その中でも「マグネシウム」の摂りすぎはよくありません。
少しなら大丈夫ですが、たくさん摂ると腎臓にダメージを与えてしまいます。
猫には慢性腎臓病、尿路結石といった腎臓の病気が多いのは皆さんご存知の通り。
昔は猫まんまとして鰹節をたくさん与えてしまっていたので・・・
それも影響して、腎臓の病気を患ってしまう猫が多かったようです。
猫と言えば鰹節をかけた猫まんま、という印象があったので、びっくり!
与え過ぎはは体に良くなかったのですね・・・
鰹節の適量は?
かつお節には、マグネシウムは100gの中に70mg含まれます。
摂取するマグネシウムの量が0.15%(食事50g → マグネシウム約75mg)以上になるとストルバイト結石の発生率が高くなるとのこと。
もちろん、普段食べるキャットフードの中にもマグネシウムは適量含まれていますので、これにもしおやつとして鰹節をたくさんあげるのであれば、危険量まで達してしまいそうです。
鰹節を5グラムほどなら問題ないかもしれませんが、10~15グラムを毎回与えると、与え過ぎになりそうです。
すぐに病気になるわけではありませんが、将来のことを考えると、量は調節した方が良さそうですね。
\鰹節って魚なのにゃ?/
猫用の鰹節はどう?
最近は人間用の鰹節のほかに、猫専用の鰹節も売られていますね。
こちらはどうなのでしょうか?
人間用とどう変わるのかよくわからないものが多いですね。
だいたいは、中身は同じなんじゃないかなぁと思います。
猫用の鰹節の中には、塩分を控えめにしているものもあります。
ミネラルに関しては変わらないのですが、塩分の摂りすぎは猫もよくありませんものね。
猫は塩分を体外に排出しにくい体の構造をしています。
塩分を過剰にとってしまうと、これもまた腎不全などの病気につながってきます。
長く摂取することを考えると、塩分控えめの商品を選ぶのが賢いですね。
鰹節の匂いだけを利用する!?
鰹節が好きな猫って多いですよね。
でもあげすぎは良くないし、心配・・・
ということであれば、鰹節の匂いだけを利用するというやり方もあります。
鰹節や煮干しをお茶パックのようなものに入れて、普段のフードの袋に入れておきます。
すると、美味しそうな匂いだけがフードに移るわけです。
猫は味覚はそんなに敏感ではなく、嗅覚の方が勝っています。
「美味しい!」と感じるのも、匂いからということが多いようです。
これで、食いつきがアップするかも?
なかなかいい方法ですね!
鰹節が大好きな猫ちゃんには、この方法が使えそうです。
\美味しいのかにゃぁ・・・/
鰹節を食べない猫もいる
猫に鰹節・・・
猫に猫まんま・・・
常識のようですが、しかし!
鰹節が好きではない猫もいます。
ちなみに、うちのななちゃんも鰹節には反応しません。
スルメイカにはすごい反応を見せるのだけど、スルメイカはもちろん与えません。
猫にはイカは毒・・・(;´∀`)
全ての猫が鰹節好きではないのです。
食べなくても支障はありませんので、もし飼っている猫が鰹節は好きでなさそうなら、それはそれ。
一生食べなくてもOK!
まとめ
猫に鰹節はたくさんあげてはいけない!
いやぁ衝撃的でしたw
てっきり、猫に鰹節はOKだと思っていたので。
イメージって怖いですね。
うちの子たちは鰹節を食べたことがないので、このまま食べないで行っていいなぁと思いました。
皆さんはどうでしょうか?