猫の下痢、軟便にお悩みの方がいるかと思います。
かく言う私も、猫の謎の軟便に悩んだことがあり・・・
そういう方の参考になればと、調べてまとめてみました!
\ぼくも下痢気味の時期があったにゃあ・・/
--もくじ--
フードが原因の下痢もある。おすすめの餌は?メーカーは?
フードが原因で下痢になることもあります。
ごはんを食べ過ぎると胃腸に負担がかかり下痢になったり、急にフードの種類を変えた時に便がゆるくなることがあります。
また、乳製品を食べさせた場合や、飲み薬・抗生剤でも下痢をすることがあります。薬を飲み始めて急におなかが緩くなったら、処方された動物病院で相談しましょう。
また、食物アレルギーも考えられます。
うちの猫は生後5か月頃まで便の状態が安定せず、ゆるい便をよくしていました。
野良猫出身で、保護した時の状態が悪かったこともあり、体が弱いのかなぁという印象もありました。
寄生虫は早めに薬で駆除しましたし、血液検査では何も異常がないのに、便は安定しませんでした。他に何か症状があるわけではなく、非常に元気なのですが。
病院で整腸剤をもらっても、改善が見られず、おそらくフードが合っていないだろうという話でした。
元々気を使って、穀物を使っていない高価なフードをあげていましたが、便の状態は改善されませんでした。
なので、フードのメーカーを替えることにしまして、それで即、正常な便になりました!
ちなみに、FINEPET’S のフードです。
これ、うそではなくて本当にこのフードで改善されたので、感謝しています。
もし、子猫で、元気なのに便だけゆるい、安定しない、という方がおられたら試してみてください。
あくまでうちの子の場合なので、必ず改善するとは言えませんが、おすすめです!!
下痢を止める薬は?乳酸菌サプリメントもある。
基本的に、下痢が見られたら一度病院にかかることをおすすめします。
症状に合わせて、しかるべき検査や投薬が行われることでしょう。
また、人間の下痢止めの薬はあくまで人間用ですので与えないようにしましょう。
それをご理解頂いた上で、下痢に効果があるとされる「ペット用の乳酸菌サプリメント」もありますので、ご紹介します。
普段のケアにお使い下さい。
●獣医師推奨のネコ専用(カツオ味) 植物酵素&乳酸菌配合サプリメント【毎日爽快】
愛猫の腸内環境の健康を維持し消化の働きをサポートする「植物酵素(小麦胚芽発酵エキス)と、腸内の悪玉菌の増殖を抑え生きて腸まで届く「乳酸菌(有胞子性乳酸菌)」を配合した猫用用腸活サプリメント。
錠剤タイプ(直径8mmカツオ味)
胃酸の影響を受けにくい「食後」に飲ませてください。
2種類の乳酸菌(乳酸球菌・乳酸桿菌)を1包に5000億個以上配合。
酸味がないのでエサの味が変わりません。
ペットフードや飲み物に混ぜて与えることが可能。
こちらも口コミで評判。ビール酵母も配合で、よさそうです!
消化を助けてくれるたんぱく分解食(低分子プロテイン・ヒルズz/dなど)
食物アレルギーを持った猫ちゃんのために、消化を助けてくれてアレルゲンを抑えてくれる療法食も出ています。
代表されるのは、ロイヤルカナン*低分子プロテイン、ヒルズ*z/dといったフードです。
動物病院の先生と相談しながら決めていくとよいと思います。
猫の下痢。原因と症状*何の病気が疑われるか
おなかに寄生虫がいる
猫鉤虫・コクシジウム・線虫などの寄生虫によって下痢が起こっている可能性があります。
寄生虫が胃腸を刺激するので、下痢の症状が起こります。寄生虫の数は、若い子猫の方が高齢の猫よりも多いです。
自然治癒はしません。
駆除薬を飲むことで、体内の寄生虫を殺すことができます。野良猫出身の猫は、感染していることが多々あります。
最近は良い駆除薬も出ているので、比較的簡単に治すことが可能。
キャットフードの種類・メーカーを変えた
子猫や胃腸が弱い猫は、 キャットフードを新しいものに変えただけで下痢をすることがありますし、
キャットフードの切り替えは、徐々に新しいフードの量を増やしていくようにしましょう。
また、安易に人間の食べているものを与えると下痢をすることがありますので、気を付けましょう。
食物アレルギーがある
食物アレルギーのために、フードが合っていないこともあります。
よくあるのは「穀物アレルギー」ですが、他にも猫によって個々に食べ物アレルギーがあることも考えられます。
実はうちの子もフードを変えたら下痢が瞬く間に収まった猫のひとり・・・(;´Д`)
結局何のアレルギーだったのか不明でしたが。
今は無事治ったので、それについては下の「フードが原因の下痢もある。おすすめの餌は?メーカーは?」の項目で書いていますので、そちらを見て下さい。
食べてはいけないものを食べてしまった
猫が食べてはいけないもの・・・意外にたくさんあります!
●詳しくはこちら
「猫が食べてはいけない危険な食べ物とは」
「猫の好きな香り、嫌いな香り。アロマは安全or危険?症状は?ラベンダーで死亡例も。」
ねぎ類、シクラメン、アロマオイルなどなど。また、殺虫剤などの異物を口にしてしまった場合にも下痢は起こります。
そういったものを口にした可能性がある場合は、病院に連れていきましょう。
放っておくと重症化して、死に至る可能性もあります。
他に、抗生剤でも下痢を起こすことがあるので、処方されている時に異常があった場合は病院で相談しましょう。
ウイルス感染
パルボウイルスを原因とする「猫汎白血球減少症」や、コロナウイルスを原因とする「猫伝染性腹膜炎」などです。
下痢、嘔吐、食欲不振、発熱といった症状が見られます。
治療は点滴での水分の補給や、抗生物質で細菌感染のコントロールを行いますが、子猫はもともとの体力が乏しいため、治療のかいなく命を落としてしまう場合も少なくありません。
パルボウイルスは3種混合ワクチンを接種すること、コロナウイルスは完全室内飼育を心がけることが予防の鍵。
細菌性の下痢
カンピロバクター感染症など様々な感染症があります。
カンピロバクター属菌を持っていると、免疫力の低い子猫や、成猫でも体調が悪くなった時に、下痢・嘔吐が起こります。
食べ過ぎによる消化不良
人間と同じく食べ過ぎることによる消化不良からの下痢です。心配する必要はありませんが、長く下痢が続くようなら、病院に行った方がいいです。
ストレスからくる下痢
猫は家につく・・・とはよく言いますが、引越しや模様替えでストレスを感じることがあります。
また、トイレが汚れている・過密飼育などなど何をストレスに感じるかは猫それぞれです。
人間と同じように、ストレスから胃腸に異変が起こることがありますので注意してあげましょう。
潰瘍性大腸炎・クローン病
大腸や小腸といった消化管に炎症が起こっている状態で、潰瘍性大腸炎とクローン病があります。
長期間、下痢の症状が出ます。
代謝が落ちている
新陳代謝が落ちていることが、胃腸の機能の低下につながり下痢になります。
代謝が落ちると他にも様々な臓器に影響を及ぼします。
便秘が原因の場合も
腸の運動が低下し便秘になった高齢の猫に多い症状で、便秘になると便を出すために、腸が水分を貯めることがあります。
そのせいで、便秘と下痢を繰り返します。
\色々あるんだにゃ/
どのような状態だったら病院に行く?
体調が悪そうにしている、ぐったりしている・・・
餌を食べない、水を飲まない・・・
血便、黒い便、粘液便、激しい水様便が出ている・・・
まだ赤ちゃん、または子猫・・・
下痢に加えて、嘔吐もしている・・・
長い間、ずっと下痢が続いている・・・
以上のような症状が出ていたら、即、病院に行きましょう。
素人にはわからないこともありますので、自分で判断せずに、信頼できる動物病院に行きましょう。
まだ、軽いうちに行った方が絶対にいい!
まとめ
さて、猫の下痢についてまとめてみましたが、いかがだったでしょう。
ある日突然便に異常があったら、とても心配ですよね。
便は、健康のバロメーターですので、様子がおかしいかな?と思ったら、すぐ信頼できる動物病院に行って下さいね。
\過信は禁物にゃんだねぇ。にゃにゃにゃ・・・/