猫が前足で毛布をふみふみしているのを見たことがありますか?
まずは、うちの子たちのふみふみをご覧あれ!
ふみふみ。 pic.twitter.com/iQdJlKMStb
— nana (@nana55760481) 2019年6月9日
深夜のゆきちゃん。
ふみふみ。ちらり。また戻る。 pic.twitter.com/zHKmANCs6Y— nana (@nana55760481) 2019年5月9日
なんだかとってもかわいいですよね~(*´Д`)
ふみふみしているのを見つけると、こちらまでほんわかした気持ちになるものです。
今回は、猫のふみふみについての解明と、萌えるふみふみ動画を集めてみましたよ~
ふみふみしながら寝る子猫
まずは導入はかわいい動画から・・・笑
ふみふみしながら寝る子猫ちゃんです。
リラックス効果がハンパない動画でした。こっちも寝そう。。笑
猫がふみふみする理由
この「ふみふみ」の元となっているのは、子猫が母猫からおっぱいを飲むときに、母猫の乳房を押して母乳を出やすくする行為です。
↓これです!
赤ちゃん猫が鈴なりになって、お母さん猫の乳房をふみふみしています。
ふむ~かわいいですねぇ~(*´Д`)
この猫がふみふみする行為は、英語では「ニーディング(kneading)」や「ミルクトレッド(milk tread)」とも呼ばれます。
というわけで、赤ちゃん猫・子猫はもれなくふみふみするわけです。
しかし!子猫だけじゃなくて大きくなっても猫はふみふみをします。
それはなぜなんでしょう?
理由ははっきりとはわかっていませんが、いくつかの理由が考えられています。
子猫時代の名残でふみふみ
むか~し子猫だったころに母猫のおっぱいをふみふみして飲んでいた・・・
その時の記憶が残っていて、成長してからも安心していたりリラックスできる場所ではふみふみをしてしまいます。
子猫帰りしている瞬間です。
直接飼い主さんの身体の上でふみふみする子もいます。
うちの子はする場所が決まっているので、決まったベッドの決まったタオルでふみふみしています。
リラックスできていないと、ふみふみしないので、心を許していることの指標にもなりますね。
マーキングやマウンティングのふみふみ
マーキングは、縄張りや自分の持ち物を主張するために、自分のにおいをつけて回る行為のこと。
代表的なのは、おしっこをかけて回るタイプのマーキングです。
(→マーキングについて詳しくはこちらの記事)
ふみふみもマーキング効果があるのか?ということなのですが、
実は猫の足の指の間に、においの出る臭腺があります。
そんなところに隠し持っていたのか・・!!(いや隠してないし)
というわけなので、ふみふみをすることによって、「ここは私の陣地!」「この人は私のもの!」といった主張をしている可能性もあるということです。
\落ち着くにおいってあるにゃよね・・/
うしろ足のふみふみや、同時に腰を振ったりするのは、発情のサイン?
未去勢・未避妊の猫によく見られる行動です。
前足のふみふみだけではなく、後ろ足もふみふみして、腰を動かすような動きをします。
去勢や避妊をしていないのに交尾ができない環境だと、年々ストレスをためるようになり、行動がエスカレートすることもあります。
室内飼いであれば、去勢・避妊をご検討頂くのが良いかと思います。
ただ、手術をしても多少この行為が残ってしまうこともあるようですが、マシになるかと。
ちゅっちゅと吸いながら、ふみふみする
前足のふみふみをしながら、口はタオルや毛布をちゅっちゅと吸っている。
また噛んでいる子もいます。
うちのななちゃんも、ふみふみちゅっちゅやってます。笑
もう癖になってると思うのですが、一日に2回くらいはやってますね。
やるとリラックスできるようです。
母猫のおっぱいを吸っている光景にそっくりなので、きっとその名残ですね。
今は場所の決まっていて、猫ベッドのなかのタオルのところでやってますが、場所は色々変わっていきましたね。
おきにいりの場所でするみたいです。
↓まさに擬似授乳中!?というのがわかりやすい動画
ふみふみとセットなのが「ゴロゴロ」
前足をふみふみしながら、必ずやっているのが喉をゴロゴロ鳴らす行為。
これはセットなんだと思うなぁ。。。
(→猫のゴロゴロについて詳しくはこちらの記事)
ゴロゴロ喉を鳴らすのも、リラックスしたり嬉しい時なんですよね・・
ふみふみと同時にゴロゴロとは「超リラックスしてますよ!」ってことですよね(*´Д`)
ふみふみしている時の猫って至福の表情なんですよ。
ちょっとうっとりしている感じ。
ストレス発散にもなってるのかなーってひそかに思います。
↓こちらも、必死にふみふみゴロゴロしてはります。
毛布?クッション?どこでふみふみする?
猫がふみふみする場所は、おきにいりの場所・・・いったいどこでしょう?
クッションや毛布
ふわっとした質感のものが好まれます。
おそらく母親のおっぱいの触感により近いものが好きなんじゃないでしょうか。
うちの子はアクリル製の毛布でよくやっています。
何度もふみふみしていると、自分のにおいがたくさんついていて、もうそこが定番の場所になるみたいです。
色んな場所でするというよりは、1~2か所の決まった場所を使う感じです。
飼い主の身体
飼い主さんの腕やおなかの上でふみふみすることがあります。
大好きな飼い主さんのにおいが心地よく、二の腕やおなかはふんわりとした触感でふみふみに適しているのでしょう。
また、この人は私のもの!ということを表明しているのかもしれませんよ。
↓飼い主さんのおなかをふみふみする猫。かわいい(*´Д`)
一緒に住んでいる犬・猫などにふみふみ
同居している猫や犬にふみふみすることもあります。
仲良しの子なんでしょうね・・・
動物の体はやわらかくて、ふみふみに最適(*´Д`)
↓こちら、まさに犬にふみふみ・・・
これ、マッサージしてるみたいに見える!すごく見える!笑
猫が「お客さん、こってますね~」って言ってるように見えるね、たしかに。
犬猫でなくても、ほ乳類でかつ仲良しならこのような光景が見れるかもしれません・・!!
とは言え、他にどういう動物がいるかな?
ハムスターは小さすぎて捕食されるし、、、フェレットとかどうだろう?
猫がふみふみしなくなったんだけど、どうして?
今までふみふみしていた猫がしなくなった・・・
どうしてだろう?
という方もいるようです。
毛布を替えませんでしたか?
おきにいりの自分のにおいがついた毛布でふみふみしていたけれど、洗濯したりして、他のモノに変えた・・・
そういう時に猫は「あれ?いつものがない・・」と敏感に感じ取り、ふみふみをしなくなることがあります。
一時的なもので、新しい毛布に慣れればまたするようになります。
うちも、洗濯するために違い毛布に替えると、ちょっとの間しなくなりますね。
くんくんして、あれ?あの毛布じゃないよ?って反応をします。
でも、そのうちまた始めてます。笑
ふみふみ以外に体調はどうですか?
全体的に元気がなくなっているのであれば、何か体の調子が悪いのかもしれません。
その影響でふみふみもしていない可能性があります。
食欲や、普段の様子を観察してみましょう。
成長と共にしなくなる子もいる
そもそも子猫時代の名残だと言われている行為ですので、猫によっては心が自立したことでしなくなるケースもあります。
頻度が減ったり、全くしなくなるということもありますので、体調に変化がなさそうなら気にしなくていいかと。
成猫のふみふみは、猫が必ずしないといけない行為ではないのでご安心下さい。
\ふみふみってな~~んかいいのにゃよ/
まとめ
猫のふみふみについてまとめてみました。いかがでしたか?
動画もかわいかったですね~(*´Д`)
自分のところの猫だけじゃなくて、他の猫ちゃんのふみふみも見ることができて至福でした。
皆さんもぜひ動画で癒されつつ、ふみふみについて知って頂ければ幸いです!