子猫の噛み癖に困った方っているでしょうか?
子猫に噛まれると、なかなか痛いんですよね、これ。
今日は子猫の噛み癖についてのレポートです。
\だって噛みたいんだにゃあ/
--もくじ--
子猫はなぜ噛むのか?その理由は?
もっと遊びたい!
本当は兄弟たちとじゃれ合って遊びながら成長するものですが、保護された猫や飼われている猫は環境的にそうもいきません。
うちも生後3週間で保護しましたので、遊ぶ兄弟はおらず・・・
ほんとよく噛まれました。おっとりとした子ではないので、個々の性格もあるのかもしれません。
兄弟でなくても、先住猫がいる場合はその子が一緒に遊んでくれる可能性もあります。
他の猫との関係性の中で、自分も噛まれたりするので、「どれくらい噛んだら痛いのか」ということを学ぶことができます。
兄弟と喧嘩になったり、母猫に怒られたりしながら「甘噛み」の加減を学ぶのですね。
子猫を飼いなれている人は、「まずその子に噛みついて、痛さを教える」という猛者もいます。(口の中が毛だらけになりそうですね。そうでもないか)
それは、なかなかできる人とできない人がいるかと思うので、参考までに。
歯と歯茎がむずむずする。痒い。生え変わりはいつまで?
子猫は急激に成長していくので、乳歯が生え、永久歯に生え変わるのが、人間よりもスピーディー。
生後3週間頃に乳歯が生え始め、生後2か月で生えそろい、生後6か月ごろに永久歯が生えそろいます。
その間はずっと口の中で歯が生えたり抜けたりを繰り返しているわけで、むずむずする気持ちもわかります。
その時期を過ぎると歯の状態は安定するので、歯の生え変わりでむずがゆくて噛む、というのはなくなります。
ストレスがたまってるよー!イヤイヤ期。
人間の子供のイヤイヤ期のようなもので、「おなかがすいた」「あそびたい」「あそこに行きたいけど行けない(体格的に)」などの感情が入り交じり、つい噛んでしまうことがあるようです。
まだまだ高い場所にも上れなかったり、とにかくモヤモヤしたものを噛んで発散しているのです。
飼い主への愛情表現でもある。
これはズバリ愛情表現でもあります。痛いですが・・・
母猫にするように飼い主にも同じようにしているのですね。スキンシップのひとつです。
\子猫も色々たいへんなのにゃ/
子猫に噛まれた時、どうしつける?怒り方にコツはある?
噛んできたら、おもちゃで気をそらす
私の場合で言いますと、噛んできそうになったら、おもちゃを持ってきて遊んであげていました。気をそらすということですね。
最初、噛まれるがままになっていたので手首あたりが傷だらけになって、見た目がえらいことになったので、笑
これはヤバイ!ということで、噛まれそうになったら⇒おもちゃ というのをその都度していました。
噛まれたら思いっきり痛そうな演技(ていうか演技じゃなくて痛いのですが)をする、大きな声で「痛い!」と言って驚かす、という対策もインターネットで見ましたが、うちの子にはあまり効果がなく・・・
おもちゃで気をそらすことで、手は噛まれなくなり(まぁ物理的におもちゃを噛んでもらってるので当然ですが)今は傷跡はきれいになりました!やっぱり女性ですから、腕出したいですものね。笑
噛まれた時は手を引っ込めない。押し込める。
あと、噛まれた時って、反射的に手を引っ込めてしまうのですが、それをすると自動的にこちらの手も傷つきますので、やめました。
そういう時は、手を引っ込めるのではなくて逆に押し込むと良いです。
ぐぐぐ・・・と優しく押し込んであげると、自然に話してくれます。猫の方も違和感を感じて離すようです。これも使えます。
叩く・罰を与えるというのは、理解できないので注意。
叩いたり罰を与えるのはNG。
噛んだことで罰を与えられた、という関連を子猫が理解できないので、悪循環になる可能性があります。
\根気よくがんばるのにゃ。ZZZ・・・/
もうひとつあった!噛み癖対策。
それは一匹飼いの場合、もう一匹飼うことです。
実はこのアドバイスは周りの猫先輩たちから頂きました。
小さいころならまだお互い慣れることができますし、ご家族と相談して可能そうなら、多頭飼いに挑戦してみるのも手です。
ちなみに遊び相手ができると、人間にはあまり構ってくれなくなることもあるので、それも良し!という方はこの方法もおすすめです!
しかし、多頭飼いは最初のすり合わせが結構大変です。
性格が合わないと最悪違う部屋で飼い続けないといけないことも・・(;´∀`)
噛み癖云々よりも、もっと飼い主が苦労することもあるので、そのリスクも考えた上で!
できるだけ子猫の内に引き合わせるのがいいです。
まとめ
うちの猫は、子猫の頃から人間の手にじゃれついてくる子で、結構噛まれたりひっかかれたりしました。
ペロペロなめてるな~と思ったらガブっとか。笑
子猫の歯って細いし、刺さると痛いんですよね・・・爪は切ることで対策可能ですが、牙はそうもいきませんからね。
一匹飼いなので、遊び相手の猫がいると全然違うと思うのですが、遊び相手が人間しかいなかったというのも大きいと思います。
さて、色々経て噛み癖がなくなったか?というと、生後6か月の今、まだ噛みつこうとはしますので直ったとは言えません。でも月日が経つにつれてマシにはなってきています。
永久歯が揃う頃なので、今後の進化に期待です。
噛まれたら「痛い!」という演技で教え続ける、おもちゃで気をそらす、など根気よく教えていくことで覚えさせる、あとは成長を待ちましょう!
【追記】多頭飼いすることで、噛み癖が直りました!!
これは朗報かもしれません。
うちのななちゃんのきっつい噛み癖は、二匹目を迎えることでなくなりました!!
強く噛まれることが本当になくなったんです。
やはりもう一匹と遊んだり喧嘩をして、自分も噛まれることで、色々学んだんだなぁ~としみじみ。
今はもし噛んできても、甘噛み。
強く噛んでくることはありません。
やっぱり小さい頃からずっと一匹だけという状態で噛み癖がある場合は、対策として二匹飼うのはアリなんですね・・!!
二匹は最終的にちゃんと仲良くなってくれたので、本当によかったです。
飼い主としても、猫ライフがますます楽しくなり、二匹目のゆきちゃんにも感謝しかありません。
◎多頭飼いに挑戦したい!という方はこちらも読んでみて!
実録!多頭飼いの始まり。先住猫と新入り猫が仲良くなるまでの一ヶ月半。