猫を飛行機に乗せるには・・ケージは?トイレは?短頭種はリスクあり?

遠くへの引っ越しで、やむなく猫を飛行機に乗せなければならない・・・
まれに、そんなこともあるでしょう。

今回は、猫を飛行機に乗せることについて詳しく調べてみました。

猫 飛行機

猫を飛行機に乗せることは可能?

はい、可能です。

ですが、各航空会社によって違い、規定が厳しい場合もあります。

乗れるとはいっても客室ではなく貨物室・・・

国内の航空会社の場合、猫を客室に入れることはできません。
荷物と同じ扱いになり、貨物室に入れられることになります。

当然飼い主とは離れ離れですし、貨物室は無人ですので、何かあった時には対処ができません。
航空会社の規定に合ったケージに一匹づつ入れて、預けることになります。




ペットが乗る貨物室は、温度の設定が調整されているとの情報もありましたが、詳しくは不明です。

客室よりも外気の影響を受けやすく、夏は暑く冬は寒いことが想定されます。

(夏は高温多湿、冬は零度を下回る恐れもある、とホームページにも書かれていました(JAL))

そのため、季節によって夏と冬のみペットの受け入れをしていない航空会社もあります。

気圧・温度のみならず、乾燥もしているでしょうし、飛行機特有の轟音もあります。
長時間のフライトは猫の心身にダメージを与えることが想像できます。

猫 飛行機 ストレス ケージ

国際線の場合、ペットの機内持ち込みが可能な航空会社もある

日本の航空会社はペットの機内持ち込みNGですが、海外の航空会社なら機内にケージの持ち込みができるところもあります。

フィンエアーやユナイテッドなど、ペットの大きさによりますが座席の前に入るサイズのケージで機内への持ち込みが許されています。

※英国、香港、アラブ首長国連邦、オーストラリアといった特定の国を経由する場合は、貨物扱いとしてペットを運ぶことになりますので、客席には入れません。




ケージに規定がある

IATA(国際貨物輸送協会)の基準をクリアしたケージを購入するか、航空会社の貸し出しケージを利用するかになります(貸出がない場合もあります)

<大きさの目安>

猫 アイコンANA国内線 幅40×奥行55×40(cm)
猫 アイコンANA国際線 コンテナ(檻)の3辺(縦・横・高さ)の和が292cm(115インチ)、ペットとコンテナの総重量が45kg(99ポンド)まで
猫 アイコンJAL国内線 幅51×奥行69×48(cm)


→amazonで商品を見る(アイリスオーヤマ)


→amazonで商品を見る(アイリスオーヤマ)

国内の航空会社ではなくて、海外の航空会社の場合、前述したようにペットの機内持ち込みが許されているところもあります。

フィンエアーのホームページを見たところ、機内持ち込みの場合ソフトキャリーも許されているようです。
大きさについては細かく同じく規定が書かれていました。

ペットとペット用キャリーの総重量が8kgを越えないことが条件に上がっていますので、成猫なら1匹ですね。子猫なら2匹入れられそうです。

これらはフィンエアーの例ですので、ご利用される航空会社に各々お確かめ下さい。

トイレはどうするの?

猫はケージに入れっぱなしになってしまいます。
また、ケージの中にもトイレを設置できる余裕はありません。

ペットシートを敷いておく対策しかできませんね。。

ペットを乗せるための料金はいくら?

猫 アイコンJAL国内線 ペットクレート1個1区間あたり3,000円~6,000円
猫 アイコンANA国内線 国内ペット料金 6,000円(一部路線は4,000円)

国際線の場合は、目的地やルートにより料金が違います。
5000円~40000円くらいまでの幅があります。




手続きに必要なものは?

国内便の場合は、同意書の記入・提出のみです。
万が一、運送中にペットが死亡や傷を負うようなことがあっても責任は負わないという内容に署名することになります。

国際便の場合は、渡航先の検疫所、大使館等に確認をする必要が出てくる場合も。
輸出検疫証明書、健康証明書、輸入証明書等が必要になったり、その国の法律によって決まりが違います。
マイクロチップでの個体識別ができる方が入国後がスムーズなようです。

猫 飛行機 ストレス ケージ

飛行機に乗ることを避けた方がいい猫

生後間もない猫・シニア猫

体力や免疫力の充実している成猫なら、フライトの過酷さにも対応できるかもしれませんが、子猫やシニア(7歳以上)の猫はできれば飛行機に乗るのは避けたいものです。

大きく体調を損なってしまう恐れもありますし、列車や新幹線で行ける場所であればそちらを選択するのがより安全です。

病気療養中の猫

普通の猫でも貨物室でのフライトは心身の健康を損ないます。
病気療養中であれば、更に危険です。

機内で緊急のことがあっても察知できませんし、駆けつけることもできません。
できれば、病気が完治してからフライトを考えましょう。

鼻ぺちゃ・短頭種の猫

ペルシャ・ヒマラヤン・エキゾチックショートヘアといった鼻ぺちゃだったり鼻筋が短い猫のことを「短頭種」といいます。

鼻孔や鼻腔が生まれつき狭かったりすることも多々あり、軽症だといびきをかくぐらいのものなんですが。

この短頭種の猫たちは、飛行機に乗ることで呼吸器官へ悪影響を及ぼすことがあるとのこと。
特に夏季は呼吸器官への影響から熱中症を引き起こすことも予想されます。

短頭種の犬については「ブルドッグ・フレンチブルドッグ・ボクサー・ボストンテリア・チャウチャウ・パグ・ペキニーズ・シーズーなどの犬種は夏季期間のお預かりをお断りします」と航空会社のホームページにも載っています。

→「ブルドッグなど短頭種犬のお預かりの中止について(ANA)」

猫については明記されていないのですが、短頭種の犬に危険があるのなら、短頭種の猫も同じなんじゃないかなぁと。
飼い主としては心配になりますし、避けた方がいいと思います。

猫 飛行機 ストレス ケージ




国内なら、飛行機以外の選択肢も視野に入れて

国内線の場合は、ペットと客室に一緒に入ることができません。

轟音の中、わけもわからず貨物室で孤独に運送されるのは、猫にとって大きなストレスになります。
気圧や温度の変化も心配です。

新幹線なら客席で一緒にいることができますし、様子を見たり、水を与えたりもできます。

もちろん、猫にとって大勢の人がいる乗り物に載せられるストレスはありますが、飼い主が様子を見れることは大きいです。

まとめ

今回は飛行機に猫を乗せることについて書いてみました。
乗せるというか、貨物室で運ぶ感じになってしまうのですが・・

国際線で客席に入れる、というのは朗報でしたね。
各航空会社や、行く国の法律によっても状況は変わりますので、各々が調べられた方が確実です。

引っ越しや長期出張でどうしても・・・ということでなく、旅行なのであれば、ペットホテルやペットシッター、また知り合いに預けるなど他の手段も視野に入れられると良さそうです。

猫 アイコンペットシッターについてはこちらでも書いています
→「留守中の猫のお世話をしてくれるキャットシッターって?選び方は?」

アイコン詳しくは各航空会社のペット関連サイトへアイコン

猫 アイコンJAL 国内線 国際線
猫 アイコンANA 国内線 国際線

猫 アイコンフィンエアー
猫 アイコンユナイテッド